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ミニポン

ミニポン 第4話 これが株だよ

 ありゃりゃ、目にシャンプーが入っちゃったね。それじゃあ、無理しない程度で目を開けてみようか。ほら、シャンプーハットの隣で怒り狂っているのが、ミニポンだよ。
 ミニポン、株で大損してしまったそうです。ジェットコースターだからね、しょうがないね・・・・・・大丈夫。無痛のコンテンツだよ。株っていうのは、うん、カブのことなんだ。あのぽっちゃりした大根みたいな食べ物のことだよ。だから、ここで読むのをやめてはいけないよ。
 NISAのクソ野郎! ってミニポンが騒いでいるけれど、気にしなくていいよ。少し心が荒ぶっているだけなんだ。誰にだってそういう時はあるよね。
 国民にギャンブルを強いる政治が悪いんだ! ってミニポンが騒いでいるけれど、酔っぱらっているのかな? だって、ミニポンの世界に政治なんていう激痛コンテンツは存在しないんだから。
 ミニポンたちはみんな友達、みんなで助け合って生きています。税という概念すら存在しないのに、余裕のあるミニポンが余裕のないミニポンに食べ物をあげるんだよ。それじゃあ、政治なんて必要ないね。
 そんなことを言っているうちに、ミニポン、泣き出しちゃいました。怒りすぎると泣いちゃう、あれだね。
 そうして、海が出来ました。
 おや、水平線の向こうからやって来るのは・・・・・・オレンジ色のミニポンだ! ビート版で世界一周に挑戦していたオレンジ色のミニポンが帰ってきたんだ! アグレッシブだね!
 オレンジ色のミニポン、泣いているミニポンに話しかけます。ほうほう、ふむふむ、なるほど。分かったよ、ミニポン、無人島いこうぜ!
 さっそくレッツゴー! ビート版にライド!
 おまえが消えて喜ぶ者なんていないから、おまえのオールをまかせちゃいます。
 オールを、よいやさぁよいやさぁ! オールを、よいやさぁよいやさぁ!
 無人島に到着です。
 うわぁ! ケダモノが襲ってきたぞ!
 ミニポン、秒で命乞いをします。株を全て譲渡するから許してください! だそうです。
 うわぁ! 駄目だ! ケダモノが増々ケダモノになったぞ! 逃げろぉ!
 ここで逃げないのが、オレンジ色のミニポンです。ケダモノに向かってお尻を突き出します。いけない、相手はケダモノだぞ! なんてね、心配ご無用。無痛コンテンツだからね。
 オレンジ色のミニポン、お尻ふりふり。すると、ケダモノもお尻ふりふり。
 お尻ふりふりふりふり、お尻ふりふりふりふり。
 オレンジ色のミニポンとケダモノ、すっかり仲良しです。
 おや、ミニポン、全てを悟ったようですね。株は貨幣と同じ、価値がないと思えば価値がないんだ。
 心が、安らぎました。
 ミニポンも、お尻ふりふり。
 お尻ふりふりふりふり、お尻ふりふりふりふり、お尻ふりふりふりふり。
 みんな、仲良しです。