四股(しこ)を踏んでごらん。そこから股を覗いてごらん。ほら、そこでゴロゴロしているのが、ミニポンだよ。
ゴロゴロ、ゴロリ、ゴロリンチョ。ミニポン、かわいいね。ゴロゴロ、ゴロリ、ゴロリンチョ。ゴロリと同じくらい、かわいいね。ゴロゴロ、ゴロリ、ゴロリンチョ。うん、かわいいけれど、くどいね。
どうしてゴロゴロしているんだい、って聞いてみよう。せーの、で聞いてみよう。せーの、どうしてゴロゴロしているんだい!?
あなたの声が、届いたよ。ミニポン、お口をムニムニ動かしているよ。
ほうほう、ふむふむ、なるほど。ミニポン、5月病なんだって。
心療内科の案件だけれど、ミニポンの世界に心を扱うビジネスは存在しないんだ。学校も会社も存在しない、無痛コンテンツだからね。
なに? 学校も会社も存在しないんだったら5月病だって存在しないだろう、って? 鋭いクエスチョンだね。けれど、世の中には不思議なことが一杯あるんだ。ニートが5月病になったりね。不思議だね。
ゴロゴロ、ゴロリ、ゴロリンチョ。ゴロゴロ、ゴロリ、ゴロゴロ。ああ! ゴロリンチョがいなくなった! ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ。ああ! ゴロリもいなくなった! ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ。
そうして、地ならしが済みました。
おや、オレンジ色のミニポンがやってきたよ。トンカチを持っているね。
トンテンカン、トンチンカン。
こうして、病院が建ちました。
オレンジ色のミニポン、今度はカルテを持っているね。マルチタスクだね。
ミニポン、さっそく通院です。
オレンジ色のミニポン、秒で薬を大量に出そうとします。オーバードーズの概念すらない無痛コンテンツだから、しょうがないね。
おっと、これはびっくり。ミニポン、首を激しく横に振っています。えらいね! ちゃんと断れて、えらいね!
薬漬けにするのは無理だと分かって、オレンジ色のミニポン、ちゃんとお話を聞いてくれるようです。
ほうほう、ふむふむ、なるほど。5月病ね。6月になった治るね。
心の重荷が、下りました。ミニポンは、ルンルンで、病院を後にしました。
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